成人用人工呼吸器トリロジーO2勉強会

2013年4月10日(水)に、我々臨床工学技士は、救急領域から在宅まで幅広く使用可能な人工呼吸器トリロジーO2の勉強会を実施しました。内容は座学40分、機器を触っての質疑応答20分の計1時間程度でした。座学の内容はトリロジーO2の換気モードとメリット、回路の種類と特徴、小児呼吸管理、フェイスマスクについてなどでした。講義はフィリップス・レスピロニクス合同会社の東京本社の方が来て、行ってくださいました。私は、普段まったくトリロジーO2に触れ合っておらず、分からないことが多々ありましたが、講義では見やすい資料で説明していただき、とても勉強になりました。現在川崎医大では、院内レンタル機器として3台設置していますが、この勉強会で得たものを活かして、院内人工呼吸器勉強会などの機会にトリロジーO2を今以上に普及させることが出来たらいいと思います。 また、機器を実際に触って実技を行った際には、全員興味津々に質問をしたり、マスクを装着しての呼吸を体験したりしてました。座学だけでは今一つピンとこない難しい部分もありますが、実際に装置を触ることで、操作性やディスプレイの見易さも分かりますし、マスクを装着してみる事で患者さんがどのように感じるのか体験することもできました。